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大学入試はどう変わる?一般選抜・学校推薦型選抜・総合型選抜の違いと、英語力の重要性

大学入試は、以前に比べて多様化しています。

大学入試と聞くと、一般選抜で学力試験を受けるイメージが強いかもしれません。しかし現在は、学校推薦型選抜や総合型選抜を利用して大学に進学する人も多くなっています。

2025年度入試では、学校推薦型選抜と総合型選抜による入学者の割合は、私立大学で約61.7%、国立大学で約20.4%、公立大学で約32.9%となっています。

このように、大学進学を考えるうえでは、一般選抜だけでなく、複数の入試方式について知っておくことが大切です。

さらに、どの入試方式を選ぶ場合でも、英語をはじめとする基礎学力は重要です。今回は、大学入試の種類や仕組みに加えて、入試における英語力の役割について解説します。

1.大学入試の主な3つの方式

① 一般選抜

一般選抜は、学力試験の結果を中心に合否を判定する入試方式です。

大学入学共通テストや大学独自の個別試験などを利用し、大学・学部ごとに定められた基準で選考が行われます。大学によっては、共通テストの成績を利用する方式や、特定の教科の配点を高くする方式などもあります。

一般選抜では、試験当日の得点が重要になるため、日頃から各教科の基礎を固め、入試問題に対応できる力を身につける必要があります。

② 学校推薦型選抜

学校推薦型選抜は、高校での学習成績や学校生活での活動、大学が求める条件などを踏まえて選考する入試方式です。

主に「指定校制」と「公募制」があります。

  • 指定校制:大学が指定した高校の生徒を対象とする方式
  • 公募制:大学が定める出願条件を満たし、高校から推薦を受けて出願する方式

選考では、書類審査や面接、小論文などに加え、大学によっては学力試験や大学入学共通テストが課される場合もあります。

そのため、「推薦入試なら勉強しなくてもよい」というわけではありません。高校での成績を日頃から積み重ねることが、進路の選択肢を広げることにつながります。

③ 総合型選抜

総合型選抜は、大学が求める学生像と、受験生の意欲・適性・経験などを照らし合わせて選考する入試方式です。

志望理由書や活動報告書などの書類に加え、面接、小論文、プレゼンテーション、口頭試問、学力試験などが課されることがあります。

大学や学部によって評価されるポイントは異なりますが、「なぜこの大学・学部で学びたいのか」「入学後に何を学び、将来どう生かしたいのか」を自分の言葉で説明できることが重要です。

また、活動実績や志望理由だけでなく、基礎学力や専門分野を学ぶための力が確認される場合もあります。

2.英語力は、どの入試方式でも大切!

大学入試を考えるうえで、特に意識しておきたい教科の一つが英語です。

英語は、一般選抜の学力試験で必要になるだけでなく、学校推薦型選抜や総合型選抜でも、大学・学部によっては英語の資格・検定試験の成績が評価に活用されます。

英語力を身につけることは、入試での得点力を高めるだけでなく、進路の選択肢を広げることにもつながります。

英語の「4技能」をバランスよく伸ばそう

英語には、次の4つの技能があります。

  • 読む(Reading):英文を読み、内容や要点を理解する力
  • 聞く(Listening):英語を聞き取り、内容を理解する力
  • 書く(Writing):自分の考えや意見を英文で表現する力
  • 話す(Speaking):英語で自分の考えを伝え、やり取りする力

学校の定期テストや一般選抜の対策では、単語・文法・読解などに重点を置くことも多いですが、大学や入試方式によっては、聞く・書く・話す力も求められます。

例えば、英語の資格・検定試験では、4技能を測定するものがあります。日頃から4技能を意識して学習することで、入試への対応力を高めることができます。

英検などの外部検定は入試でどう活用される?

英検などの英語資格・検定試験は、大学によって次のような形で活用される場合があります。

  • 出願資格として利用する
  • 一定の基準を満たした場合に、英語の試験の得点に換算する
  • 英語の試験を免除する
  • 総合型選抜や学校推薦型選抜で、英語力を示す資料として評価する

ただし、すべての大学で同じように利用できるわけではありません。対象となる検定試験、必要な級・スコア、取得時期、利用できる入試方式などは大学によって異なります。

英検を受ける場合も、ただ合格を目指すだけでなく、志望大学でどのように活用できるのかを早めに調べておくことが大切です。

3.推薦入試でも学力が必要な理由

学校推薦型選抜や総合型選抜では、面接や書類、活動実績などが評価されることがあります。しかし、それだけで合否が決まるとは限りません。

大学で学ぶためには、授業内容を理解し、自分で考え、必要な情報を読み取り、考えを文章や言葉で表現する力が必要です。

特に英語は、入学後の授業や専門分野の学習でも必要になることがあります。入試で英語資格を活用する場合でも、実際に英文を読み、内容を理解し、自分の考えを伝える力を伸ばしておくことが重要です。

また、面接や小論文では、質問の意図を正確に理解する力や、自分の考えを筋道立てて説明する力も求められます。こうした力は、日々の学習の積み重ねによって育てられます。

4.今から始めたい4つの準備

① 志望大学・学部について調べる

大学によって、入試方式や出願条件、評価される内容は異なります。興味のある大学・学部をいくつか調べ、自分に合った入試方式を考えてみましょう。

② 学校の成績と基礎学力を大切にする

推薦型選抜を検討する場合は、高校での成績が出願条件に関わることがあります。一般選抜を目指す場合も、基礎学力は欠かせません。日頃の授業や定期テストを大切にしましょう。

③ 英語4技能を意識して学習する

単語や文法を覚え、英文を読む練習をするだけでなく、英語を聞く・書く・話す機会も作りましょう。英検などの資格・検定試験に挑戦する場合は、志望大学の利用条件を確認したうえで、計画的に準備することが大切です。

④ 自分の経験や考えを言葉にする

総合型選抜や学校推薦型選抜では、志望理由や高校生活で取り組んだことについて説明を求められる場合があります。日頃から興味のあることを調べ、自分の考えをまとめる習慣をつけておきましょう。

5.出願前には最新の募集要項を確認しよう

大学入試の方式や条件は、大学・学部・年度によって異なります。英語の資格・検定試験についても、利用できる試験や必要なスコア、出願条件などが変更される場合があります。

実際の出願を検討する際は、必ず志望大学が公表する最新の募集要項を確認しましょう。

特に、次の点をチェックすることが大切です。

  • 出願資格や高校での成績条件
  • 選考方法と試験科目
  • 英語資格・検定試験の利用条件
  • 必要書類と出願期間
  • 合格後の入学手続きや、他大学との併願に関する条件

早い段階から情報を集めておくことで、受験直前に慌てずに準備を進めることができます。

まとめ:早めの準備が、将来の選択肢を広げる

大学入試には、一般選抜・学校推薦型選抜・総合型選抜など、さまざまな方式があります。それぞれに特徴があり、求められる力も異なります。

その中で、英語の基礎学力や4技能を伸ばすことは、多くの進路に向けた土台になります。英検などの資格・検定試験も、志望大学の条件に合えば、入試で活用できる可能性があります。

「どの入試方式が自分に合っているのか分からない」「英検はいつ受ければよいのか」「今から何を勉強すればよいのか」など、進路や学習について気になることがあれば、早めに情報を集め、計画的に準備を進めていきましょう。

東進個別では、一人ひとりの目標や学習状況に合わせて、日々の学習から受験に向けた準備までサポートしています。

大学受験や英語学習について気になることがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。